シングルモルト・ウイスキー
Single Malt Whisky取扱いブランド
近年、日本だけでなく全世界的に「シングルモルト・スコッチウイスキー」の人気が高まっています。その一因として他のウイスキーに比べて嗜好性が強いという点が挙げられますが、弊社ではその嗜好性を更に高めた「ボトラーズ・ブランド」(独立瓶詰業者による商品)を中心に取り扱っています。今や一般のお客様にまで広くその存在が認知されており、その魅力が浸透しています。
インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)とは?
シングルモルト・ウイスキーは、その商品をリリースしている会社によって、大きく「オフィシャル・ボトル」と「ボトラーズ・ブランド」に分けられます。
オフィシャル・ボトル
普段よく見かけるオフィシャル・ボトルは、自社で蒸留から熟成まで生産工程の全てを管理しているため、その蒸留所が目指す味わいや特徴を知ることができます。もちろんボトラーズ・ブランドを味わう際の定規的役割も担います。一部の限定品を除けば容易に入手可能で、また品質・味わいも安定しています。まさしく「蒸留所の個性」を楽しむ商品であると言えます。
ボトラーズ・ブランド
ボトラーズ・ブランドは独立瓶詰業者が各蒸留所からさまざまな樽を買い付けるため、商品ラインアップが非常に豊富であることが特徴として挙げられます。「熟成年数」「アルコール度数」「樽の種類」などバリエーション豊かな商品に加えて、時にオフィシャル・ボトルを入手できない蒸留所(例えば既に閉鎖されてしまった蒸留所など)を味わうことが可能です。またワイン樽によるフィニッシュ(後熟)などボトラー独自の熟成が施されることも多く、まさに熟成庫で眠っている「樽単位の個性」を楽しめる商品と言えます。
なぜ今、ボトラーズ・ブランドが売れているのか?・・・
その魅力「シングルカスク」について
JISによるボトラーズ・ブランドの取扱実績と、その姿勢
シングルモルトを愛する、日本のお客様のために・・・
JISとボトラーによる数々の取り組み
2007年、英国の老舗ボトラーであるゴードン&マクファイル社より1950~70年代の古酒のサンプルを60種類以上取り寄せ、専門酒販店の方やモルトウイスキーに詳しいバーテンダーの方を対象に大規模なサンプリングを行いました。その際に評価の高かったマッカラン1971、ストラスアイラ1960、ロングモーン1964、グレンリベット1966、モートラック1969の5つの樽が「シングルカスク」でボトリングされ、日本へ向けてのみ発売することができました。この試みはお客様の多大なご支持をいただき、現在までさまざまなお客様からの意見を元に、商品化を継続しています。
また品質の高さで有名なダグラスレイン社には、日本を「スペシャル海外クライアント」として定めてもらうことができました。モルトウイスキーに関する情報は、生産国であるスコットランドを発信源に、ヨーロッパ諸国で先行します。どうしても日本とスコットランドの距離が縮まらない、という問題に対して、同社は最新商品情報をまず日本へ案内し、加えてそのサンプルを提供する、という取り計らいで応じてくれました。まさに世界に先駆けて日本から情報発信するという、前代未聞のテイスティング会を定期的に行っています。また、海外からのテイスティングノートではなく、「普段モルトウイスキーを扱っている日本の方が飲んだ、生の声」を商品のご案内時に掲載し、実際に商品を選ぶ際の参考にしていただいております。
輸入業者である弊社の役割は、海外でリリースされた商品をそのままご案内するだけではありません。 シングルモルトを愛する、日本のお客様のために。
ジャパンインポートシステムでは、これからも様々な機会で皆様のご要望にお応えしてまいります。